簡単!メンテナンス maintenance
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6.トラブルシューティング
2サイクルエンジンのトラブルシューティングです。 一般的なエンジンのトラブルです。
1.エンジンが始動しない。
@燃料を確認してください。
・入っているか。
・古い燃料を使ってないか。(作り置きしてある燃料を使ってないか。)
・油種は間違ってないか。(軽油・灯油など)
A始動方法を確認してください。
(基本的始動方法)
燃料を入れる⇒スイッチON⇒チョークをする。⇒燃料ポンプを数回押す。(ない場合省略)
⇒スターターロープを引く⇒初爆⇒チョークを戻す。注1)⇒スターターロープを引く。
⇒エンジン始動
※上記の一連の各項目を確認してください。
注1)始動不良の操作ミスで多くはチョークを戻すのを忘れてしまうことが多く見られます。
そのケースの場合は燃料の吸い込み過ぎになっている場合があります。そのような時は次の順序
で対応します。
1.プラグをレンチで取り外して、プラグの電極部分を乾燥させる。(電極が汚れている時は掃除
または交換する。)
2.スターターロープを数回引いてシリンダー内の燃料を乾燥させる。
3.プラグを再びレンチでセットする。
4.チョークレバーが開放の位置にあることを確認する。
※再びチョークをすると再び吸い込み過ぎになる可能性があります。
5.アクセルを少し開けた状態にする。
6.スターターロープを引く。
それでも始動しない場合は機械本体の故障が発生している可能性があります。販売店に持ち込ん
でください。
B燃料フィルターを確認してください。
・ゴミで燃料フィルターが汚れていないか確認して、掃除または交換する。
Cプラグが汚れていないか確認する。
・電極部分に不燃物・カーボンが付着している時はワイヤーブラシで掃除する。
・電極が白くなっていたり、電極部分全体が黒くなっている時は交換してください。
2.エンジンは始動するがエンジンが不調。
@アイドリングの回転数が高く刃が回る時。
・本体のキャブレター付近についているアイドリング調整スクリューを調整する。
タイプ@
・写真の矢印のスクリューを調整します。
※L・Hのスクリューはエンジン知識のない方は触らないでください。症状が悪化する可能性があります。
タイプA
・写真の矢印のスクリューを調整します。
※重症ではなければ、アイドリングスクリューの調整だけで改善します。それでも改善しない場合
は販売店に持ち込むことをおすすめします。
A高速運転(通常運転)にならない時
・何もぜずに販売店に持ち込んでください。
B高速運転からアイドリングにする時にエンジンが止まる時。
・何もせずに販売店に持ち込んでください。