簡単!メンテナンス 刈払機編maintenance
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@ソーチェン取り付け方 A目立て方法 B使用後メンテナンス チェンソー編 C使用後メンテナンス刈払編
Dトラブル「あるある」Eトラブルシューティング F混合燃料のまめ知識4.使用後のメンテナンス
@刈刃を取り外してギヤケース(刈刃取り付け部分)についている写真の部品を外して全
て掃除をする。土・草が入り込んでいるので、潤滑スプレーで洗浄し、それらを取り除
きます。 ブラシ等でこすり落としても良いと思います。
Aギヤケース横にあるスクリューを工具で取り外して専用グリースを注入する。注入量は
歯磨きの時の粉のイメージでOKです。ギヤケースは本体の中でも高額の部品ですので、
不具合が出ないように忘れずにしましょう。スクリューの取り付けを忘れずに!
Bギヤケースを取り外して図のようにグリースを注入することで、サオの中の部品の消耗
を防ぐことができます。使い続けると音と振動が大きくなるのはこの部分が原因である
こともあります。以外と重要です。
C燃料タンクと燃料フィルターの掃除も行うことでキャブレターへのゴミの侵入を未然に
防ぐことが出来、トラブル解消になります。燃料フィルターは写真にあるような針金で
引っかけて取り出します。ホースを切らないように注意してください。
Dエアフィルターを掃除します。スポンジ製のフィルターが大半ですが、機種によっては
フェルト製の物もあります。汚れがひどい場合は中性洗剤で洗うことも有効ですが、必ず
良く乾かし使用してください。
E使うたびに行う必要はありませんが、たまにはキャブレターの駆動部(矢印の部分)とワイヤー
に潤滑スプレーを吹いておけば、スムースなアクセルワークを長く得ることができます。
Fスロットルレバーについているワイヤーもたまには潤滑油を注入することで、錆びを防止し、アク
セルの動きが硬くなることを防ぐことができます。
刈払機の部品の取り外しは付属の工具で可能です。メンテナンスも簡単にできますので、使用後の
習慣で行ってください。
機械内部のメンテナンスは知識が必要になりますので、これ以上のメンテナンスは販売店に依頼
しましょう。
※怪我防止のため、すべての作業は必ず手袋を着けて行ってください。
5.保管方法
3か月以上機械を使用しない場合の保管方法です。この保管方法を行うことで次回使用する際の始動
不良等のトラブルの大半を防止することができます。手間がかかることではありませんので、忘れず
に行ってください。維持費が大きく変わります。
ご注意:作業はすべて屋外で行ってください。
- 燃料タンクの燃料を空にします。燃料の処理の問題もありますので、使い切ることがベストだと思います。
- 燃料を使い切れない場合はエンジンを始動させてアイドリング状態でストップするまで運転させます。
- シリンダーフィンに付着した不純物を取り除きます。(ここまでやれば最高です。)
- 保管場所は日の当たらない、風通しの良い場所に保管しましょう。
- 保管してある燃料も長期間使用しない場合は各自治体の規則に沿って処分しましょう。
※燃料も長期間保管していると変質して本来の性能を発揮しません。また、その燃料を使用する
ことで機械に不燃物が残ったり、マフラーの詰まり、始動不良等の原因にもなったりします。
機械には常に新しい燃料を使うことをおすすめします。