簡単!メンテナンス チェンソー編maintenance
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@ソーチェン取り付け方 A目立て方法 B使用後メンテナンス チェンソー編 C使用後メンテナンス刈払編
Dトラブル「あるある」Eトラブルシューティング F混合燃料のまめ知識
2.目立て方法
目立てに使用する工具は
・OREGON ヤスリホルダー(ヤスリ付き) 定価:\1,550(税別)各サイズ(4.0/4.5/4.8/5.5mm)
・OREGON 目立て用クランプ 定価:\2,200(税別)共通で使用できます。
※ヤスリホルダーは目立てをするチェンのサイズに合っているサイズを使用してください。
(ヤスリサイズの目安)
25AP("1/4)/91タイプ("3/8P) :4.0mm
20/21/22タイプ(".325) :4.8mm
※ヤスリホルダーはヤスリのサイズ別の専用タイプになります。サイズの兼用はできません。
@目立て用クランプをハンマー等で丸太・木材等に写真のように打ち付けます。この時クランプ
を完全に固定することが大切です。
Aガイドバーを目立てクランプに挟み込みます。クランプに付いているスクリューで本体が左右に
動かないように固定をしください。この時、ガイドバーが水平になるようにセットすると目立て
がし易くかつ、正確に行うことができます。
Bヤスリホルダーの30°と刻印のあるラインとガイドバーが一直線になるようにセットをします。
写真では上方向(ガイドバーの先端方向)にラインとガイドバーが常に平行になるようにヤスリ
を前にスライドさせて刃を研ぎます。ヤスリは手前引いてもチェンを目立てすることができま
せん。ラインの平行を保ったまま前に押し出すイメージで作業を行ってください。
※写真の白線は分かりやすくする為に付けています。
チェンは左右に刃が付いていますので、反対側の刃を研ぐ場合は写真とは反対側(上側)からガイ
ドバーの先端に向かって研ぎます。
※本体側に向かって研ぐと切れない刃になりますので、ご注意ください。
ヤスリホルダーは写真のように水平の角度でセットします。
目立てのポイントとして
Point1:ヤスリホルダーの目立てラインとガイドバーが常に平行になるようにする。
Point2:ヤスリホルダーは水平に動かす。
Point3:ヤスリは前に押し出すイメージで動かす。
※ヤスリを動かす回数は刃の痛み具合により異なりますが、通常は2回〜4回でOKです。また、使
い込んだ刃のデプス(切り込み幅)の調整が必要になります。
(ヤスリホルダー・クランプを使うメリット)
- 目立て角度を固定できる。
- 刃の研ぎたい箇所を簡単に研ぐことができる。
- 山などの現場でも正確な目立てができる。山では切り株等にクランプを打ち込む。
- クランプを使うことで両手でヤスリホルダーを使うことができる。 より安定する。
※ヤスリ単体で目立てを行うと刃ごとの目立て角度が異なったり、研いでも意味がない刃の下部
を研いでしまうことがあります。快適な作業を行う為にヤスリホルダー・クランプを使うこと
をおすすめします。
※電動タイプもあります。「目立王」へ